地域の知人からことしもバラをいただきました。玄関に生けると、5弁の白い花が大きく開花=写真=。自然の鮮やかさに、気持ちも明るくなりました。
ツバメ飛行機作りは、3月半ばの支援教室最終日に取り組みました。折り方や飛ばし方に少し難しさがありますが、完成し飛ばすことに慣れると、ツバメのように回転しながら飛びます。
通常まっすぐ飛ぶ紙飛行機。それだけに、目を見張る子どもは少なくなく、Oさんも「おもしろい」と熱心に取り組みました。
いま、おもちゃやゲームはあふれていますが、子どもの興味や喜びを引き出す手作りおもちゃは魅力的です。
初夏を思わせる陽気のなか16氏が参加。憲法改悪反対署名は31人から寄せられ、会ニュースの読者が新たに5人増えました。
冷えたペットボトルのお茶を差し入れてくれた50代の女性は、「声を上げづらい世の中なのに、みなさんはがんばっている。尊敬の念しかありません」と話し、ニュース読者になりました。
海老名市の70代の夫婦は憲法改悪反対署名にそろってサイン。「いま戦争が始まると大変です。日本の憲法は世界一の憲法。変える必要はまったくありません」と力を込めました。
同じく署名に応じた横浜市の中1の男子生徒は、「さっきここを通り過ぎたんですが、ガザなどのことを考えると、少しでも平和になればと思ったし、ひとりでは何もできないけれど、署名はできると思いました」。
参加者は、「兵器輸出ダメ、ダメ、ダメ」と手作りのポスターを掲げて通行人に大きな声で呼びかけたYさん、憲法9条を記した模造紙の改良を重ねてサイレントで掲げ続けたMさん、スピーチで「戦争に行くのは若いみなさんだ。偉い人は行かない。署名にぜひ協力を」と熱を込めて訴えたNさんなど、暑い中、がんばりました。
参加者は11人。名前をまだ知らない人もいました。
自己紹介でNさんは、ラジオ体操に8年前の開始以来参加し、雨が降っても広場横の郷土資料館のひさしの下で行うので、休んだことがないと挨拶。「私の一つの仕事になっている」とも。
80代のTさんは、「高齢化」について限界的にいろいろ言われるが、人それぞれではと発言。他人と比べるのではなく自分の意志を大事にして過ごしたいので、ラジオ体操や山登りを趣味にしていると語りました。
意欲的な生き方に刺激を受ける機会となりました。
昨日1日、辞令交付式がありました。会計年度任用職員の小学校学習支援員として、期間は1年。通算で10年目になります。子どもといっしょに過ごす時間が楽しい、ということが続いてきた最大の理由でしょうか。
式開始前に、前任校時の仲間たちに挨拶。懐かしさを覚えるひとときです。
そのさい、当時教えた子どもが今春、希望する高校に合格し、その報告に支援室を訪れたと聞きました。小学2年から6年まで支援室にやって来て、面積の勉強の一つ、「スクエアカット(四角に切る)」などに熱心に取り組んでいた児童です。卒業のさい、「本当にありがとうございました」と記したカードを置いていったことも忘れられません。
新たな旅立ちに、「おめでとう」と心から祝福したい思いです。
「きょうの青空みたいに、私の心すがすがしいわ」。ラジオ体操中、隣のAさんがにこやかな表情で言いました。続いてBさんは、「一杯やりたい気分だよ」。
市に申請していた市民活動推進補助金の交付。きのう26日、わがラジオ体操クラブに「認定する」との通知が届きました。申請の準備開始から半年余。「趣味的なサークルはダメとの声も聞くので、難しいかも」「うちは違うのにね」などのやり取りもありました。けさの体操会場=写真=は喜びの声であふれました。
仲間たちは、市役所での説明会やプレゼンテーションに、「これまでなかったこと」(市担当課)と驚かれるほど大勢で足を運びました。市からの質問への回答づくりでは、幾人も集まって知恵を出し合いました。
また、長年にわたり、地域を越えただれでも参加しやすい雰囲気づくりや、体操会場での毎朝のゴミ拾い、夏期中の子ども・保護者の受け入れなどにも、仲間は尽力してきました。
今回の認定はこれらのたまものでしょう。他の健康づくり関係のサークルにも、「うちも続こう」と励ましになるはずです。
Cさんが体操後の全体の集まりで言いました。「もうすぐ桜も咲きます。みなさん、ごいっしょに花見に行きましょう」
けさ(24日)、東京新聞に東京・八王子市の中学校給食が紹介されていました。2月のある日の献立は、スパゲティミートソース、大根のフレンチサラダ、いちごのピンクヨーグルト=写真=。これなら食べたくなるのではと思いました。
物価高騰のおり、学校給食の現場は相当苦労しているはずです。それだけに、未来の主権者であるこどもたちが食べたいと思える、できたての温かい給食の提供へ、政府や行政の役割はいっそう増しています。
少年たちは毎朝、登校前に広場でサッカーを練習しています。中三3人、中二1人。小学生のときから父親と広場で練習に励んでいた少年もいます。
その日は中学の卒業式でした。お世話になりましたと、広場に感謝の気持ちを示そうとしたのでしょうか。
「卒業おめでとう」。体操終了後、伝えると、「ありがとうございます」と笑顔で応えた少年たち。3人は小田原や横浜などの高校に進学し、サッカーを続けるといいます。がんばれ、サッカー少年!
「先生、4月から違う学校に行くの?」
その日は学習支援教室の年度末最終日でした。新年度の配属先は引き続き現在の学校との通知を受けていたので、いまのままだよと答えました。
「よかったぁ」
笑顔で校庭に駆けていくUさん。
4月からまたよろしくね。
同時に、この空の下でパレスチナ自治区ガザの子どもたちはいま、と思わざるを得ませんでした。炊き出しの食料をもらいに、鍋などを手に集まる子どもたちの姿を見るたび、やりきれない気持ちでいっぱいになります。
ユニセフ(国連児童基金)のラッセル事務局長は17日、イスラエル軍の攻撃でガザの1万3千人以上の子どもが死亡したと明らかにしています。「このような子どもの死亡率は世界のどの紛争でも見たことがない」とも。
当たり前であるべき、生きること。それがまっとう出来ないガザの子どもたち。卑劣で重大な人権侵害にほかなりません。
憲法で世界諸国民の平和的生存権をうたう日本は、停戦の仲介を強力に行うべきです。国連での停戦決議を拒否し続けるアメリカにも、“同盟国”として、停戦にもっともっと役割を果たせと強く言い続けるべきでしょう。
筆者の所属する団体もブースを設けて参加。来訪者やサークル仲間に声をかけて、会ニュース読者を新たに9人迎えることができました。
その一人、Wさんは、富山県の郷土芸能「越中おわら節」を楽しむサークルの方です。舞台で哀愁漂う歌声や幽玄な踊りを披露=写真=し、来場者を魅了しました。
ふうき豆という山形の菓子を知人からいただきました。青えんどう(北海道美瑛町産)が原材料で、味付けは砂糖と食塩のみ。保存料は未使用のため、賞味期間が3日ほどで、デパートなどには出店していないといいます。
ふっくら感があり、甘さは控え目。「素朴と洗練の融合」との宣伝文にも納得でした。
「よかったよ」「説得力があった」。仲間の感想です。説明者が確信をもって話せたのは、原稿をみんなの協力で仕上げたからにほかなりません。
市の市民活動推進補助金のプレゼンテーションがあり、筆者の参加するラジオ体操クラブも出席しました。場所は市役所の会議室。申請した10団体がそれぞれ説明7分、質疑応答8分の枠内で、申請理由等を市民活動推進委員8人(公募)の前で述べるという内容でした。
当クラブからは3人が説明者に。傍聴席には12人の仲間の顔が見えます。準備が済むと、すぐ開始に。第1発言者はクラブ発足の呼びかけ人のKさん。後半、声が震え気味になり、緊張している様子でしたが、「健康増進は市民の願い」との純粋な思いが伝わる場面でもありました。3人は時間内に終了し、用意した原稿を全文読み上げることができました。
質疑応答になり、最初の問いは、「他の同じような団体もこんご申請すると、市の補助金の全体額が増えることになるが」。Kさんが「当会は今回交付を受けてラジオを更新できると、以後は必要に応じて厚意等募りますので、少なくても次回は申請を考えていません」。サラリとした回答に、傍聴席でOさんがうなずいています。
次の問いは、「市内の他のラジオ体操グループといっしょに、イベントなどは考えていないのか」。これには、「ご質問ありがとうございます。市内には知人がいる体操グループもありますので、連携をとり、また仲間とも相談して巡回ラジオ体操を迎える行事なども考えたいと思います」と説明者が応じました。
ジャズが流れる、穏やかな雰囲気の中、えびな・九条の会の「生かそう憲法」スタンディング(90回目)が9日、海老名駅前で行われました。
憲法の各条文を持参し、署名者に説明した参加者や、憲法9条を模造紙に自筆で記し、サイレントで掲げ続けた参加者も。
スピーチでは、自民党が5日に決めた2024年運動方針案で、「本年中に憲法改正のため、国民投票を」と執拗に改憲を持ち出していることを告発。最大のねらいは自衛隊を憲法9条に書き込み、他国に攻め入る軍隊に公然と変質させることだと指摘し、「私たちの日本を『戦争する国』に絶対してはなりません」と訴えられました。沖縄の基地問題や悲惨な戦争体験についての発言もありました。
座間市南栗原の女性は小学5年の息子といっしょに、「憲法改悪を許さない全国署名」にサイン。「戦争に反対します。やはり『兵器より平和外交』です」ときっぱり語り、会ニュースの読者になりました。
4月から高校に入学する愛川町の男子生徒(15歳)も、参加者のゼッケンを見つめながら、「戦争放棄に賛成です」と署名に応じました。
新しい参加者には気持ちよく参加できるようにと、すすんで声がかけられる。誘い合って参加者の庭に咲く花をめでる、早咲きの桜の見物に出かけて自然を満喫する、会員の畑で採れた野菜が会場に届けられるなど、交流も重ねられている。
フレンドリーな雰囲気に包まれる会。一人で生活するYさんは、「一日だれとも話さない日があったが、ここはとけこみやすい」と歓迎する。
今回、会は当該市の市民活動推進補助金の交付を申請した。経年劣化により雑音がしょっちゅう入るラジオの更新などが予定されている。
先日、市から申請書にいくつか質問が寄せられると、体操終了後、大勢の参加者が残って考えを出し合い、回答を仕上げた。会の継続・発展をとの連帯感に包まれていた。
「1月19日、誕生日だったんだよ」
学習支援教室にやってきていたYさん。しばらく姿を見せていませんでした。
それではと、♪ハピィバースデー トゥーユー、♪ハピィバースデー Yさん、と小声で歌って祝福。
Yさんは満面笑みを浮かべました。
後日、廊下の向こうにYさんの姿を見つけ、手を振ると、大きく振り返してくれました。
神奈川県松田町の河津桜(カワヅザクラ)を観に行ってきました。濃いピンク色の花がちょうど見ごろを迎えていました=写真=。
天気はあいにくの曇り空でしたが、黄色の菜の花とのコントラストが鮮やかで、一足早い春の訪れを感じることができました。
帰りには同じ町内で、江戸時代から続くという日本酒の蔵元に。甘酒が無料でふるまわれていて、程よい甘さが口に合いました。
今回の観桜会には地域の7人が参加。帰着後は参加した知人宅に寄り、コーヒーをいただきながら楽しいひとときを過ごしました。
納税義務を果たす庶民。他方、「裏金作りは脱税」(閣僚の一人、「朝日」2月14日付)と認めざるを得ないのに、関係政党の裏金調査は極めて不十分だ
「何に使われたのか。選挙買収か」。知人の怒りはおさまらない。
断水が続く能登半島地震の被災地。水洗の洋式トイレを複数・個室で備えるトイレトレーラーが重宝されている。
同トレーラーを派遣する一般社団法人「助け合いジャパン」では、全国の市区町村がトレーラーを保有することを目指しているという。
全国の自治体等が保有するトレーラーは現在、約30台。海老名市は所有していない。一台の購入価格は愛知県阿久比町の場合、2180万円。墜落を繰り返す輸送機オスプレイ1機212億円で、千台近く購入できる計算だ。
避難所のトイレ利用については内閣府の「避難所運営ガイドライン」も、「人間にとって大切な生理現象」「普段以上に衛生面への配慮が必要」と規定する。
政府にはその言説にふさわしく、「個人の尊厳を守る」(憲法13条)取り組みが日常から強く求められている。
「スタンディングへの参加は私のライフスタイルの一つ」と語るAさん。自筆による憲法9条を掲げたBさん=写真=。2月10日の駅前スタンディング(えびな・九条の会主催)は「憲法を守る」熱意が集まる場となりました。参加者15人。
「大軍拡・大増税反対」署名に応じた厚木市の70代の女性は、「自分の子どもには『選挙に行こう』と言っている。私もいま大学の聴講生として世直しの意欲を燃やします。
海老名市の60代の女性は、「岸田首相は憲法を変えると繰り返し口にしている。怖いですね」とペンを走らせ、えびな・九条の会ニュースの読者になりました。小学6年生の署名や、市民からの募金もありました。
時おり強い寒風が吹く中、同行動には15人が参加。手作りボードや募金箱、音楽プレーヤーを持参するとともに、スピーチで「家族を失い、家を失い、生活基盤の多くを失った被災者。応援していると、海老名からも示しましょう」「被災者は人間しての尊厳が守られるべきです」などと力を込めて呼びかけました。
通りかかった秦野市のバスケット部という中学生10数人はほとんどが募金。横浜市の大学一年生も「平穏な生活を取り戻して欲しい」と募金に応じました。一度通り過ぎてから戻ってきた40代の女性は1万円を託しました。
参加者からは、とりわけ小中学生や若い世代がすすんで募金し、「がんばってください」と激励を寄せたことに、「涙がでた」「希望を感じた」などの感想が語られました。
写真 能登地震救援募金に応じる中学生=1月13日、神奈川県海老名市
ラジオ体操の帰り、仲間のMさんが自宅庭の夏ミカンを、「持っていって」と勧めてくれました。ありがたく、木から大きな一個=写真=をもいで、いただいてきました。
そのMさん。「妻の認知症が進行し、一人にしておくと外出してしまうので、ラジオ体操はしばらくお休み」。たいへんな様子です。
夏ミカンを前に、能登半島地震の被災者は果物を食べられているのかと、考えをめぐらせます。
7日午後2時現在、石川県では避難所に身を寄せる人は2万8821人。依然として断水や停電、食料不足が続き、凍てつく体育館で夜を明かす被災者が少なくありません。
13日(土)、私たちの「生かそう憲法」駅前スタンディングでも救援募金を呼びかけます。
先日、テレビで、パレスチナ自治区ガザの子どもが悲痛な表情で訴えていました。
「ごはんをお腹いっぱい食べたい。いつも少ししか食べられないから」
ちょうど夕食中の私は箸を止めざるを得ませんでした。
年が明け、けさもラジオ体操に参加。青空のもと、新年を祝う挨拶を交わしましたが、その中で、「こうしてラジオ体操が出来るのも、平和だからですね」と話しました。
「そうそう」
Oさんのあいづちが心強く感じられました。
写真=近所の神社の「茅の輪(ちのわ)」。8の字にくぐると心身が清められると、氏子が説明していました=1月1日