高校生の複数のグループが飛び入りで「戦争反対」とマイクで訴え、駅利用者からはお茶が差し入れられる――えびな・九条の会が4月13日、海老名駅前で行った「生かそう憲法」スタンディング(91回目)は反響を呼ぶ取り組みとなりました。
初夏を思わせる陽気のなか16氏が参加。憲法改悪反対署名は31人から寄せられ、会ニュースの読者が新たに5人増えました。
冷えたペットボトルのお茶を差し入れてくれた50代の女性は、「声を上げづらい世の中なのに、みなさんはがんばっている。尊敬の念しかありません」と話し、ニュース読者になりました。
海老名市の70代の夫婦は憲法改悪反対署名にそろってサイン。「いま戦争が始まると大変です。日本の憲法は世界一の憲法。変える必要はまったくありません」と力を込めました。
同じく署名に応じた横浜市の中1の男子生徒は、「さっきここを通り過ぎたんですが、ガザなどのことを考えると、少しでも平和になればと思ったし、ひとりでは何もできないけれど、署名はできると思いました」。
参加者は、「兵器輸出ダメ、ダメ、ダメ」と手作りのポスターを掲げて通行人に大きな声で呼びかけたYさん、憲法9条を記した模造紙の改良を重ねてサイレントで掲げ続けたMさん、スピーチで「戦争に行くのは若いみなさんだ。偉い人は行かない。署名にぜひ協力を」と熱を込めて訴えたNさんなど、暑い中、がんばりました。