2022年9月28日水曜日

国葬当日も「民主主義を守ろう」

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          

 日本の民主主義のために、あきらめず最後まで訴えるーー安倍晋三元首相の「国葬」が強行された27日、神奈川県海老名市の九条の会は、海老名駅前でスタンディング行動を繰り広げました。

緊急の呼びかけにもかかわらず、「駅前に立つのは初めて」「匿名で」などの市民も含む28人が参加。強い日差しの中、「国葬を憲法は認めていません」と筆書きされた大型の横断幕や、「国民主役の政治を」と記されたポスターなどを手に30分間、サイレントでアピールしました。

道行く市民の注目を集め、70代の女性は、「加計学園問題で赤木さんは自死せざるを得なかった。安倍さんは捕まってもおかしくない人です。そのような人を国葬にするなんて」と怒りをぶつけるように話しました。また、駅前自由通路の監視員が「私も国葬には反対だ」と語る一幕も。

同行動は東京新聞と神奈川新聞から取材を受け、翌日、写真付きで紹介されました。参加できなかった会員のSさんは、真摯に取り組まれている様子が手に取るように伺えます。ここにも応援団がいますので頑張れ!」とのメールを寄せました。(写真は東京新聞9月28日付)

2022年9月11日日曜日

「本来はざんげすべき人」

   

情勢が大きく動き、安倍晋三元首相の「国葬」に強い怒りが広がっていることを実感する行動となりました。

神奈川県海老名市の九条の会が10日、海老名駅前で取り組んだ宣伝行動。強い日差しの中、「国葬を憲法は認めていません」と記された大型の横断幕を背に、12人がシール投票や「国葬」中止署名、ポスターの掲示、スピーチなどに取り組みました。

シール投票には、50分で184人が自分の意思を表明したいと次々に参加。150人(82%)が「国葬」に反対し、賛成の32人(17%)、中立の2人(1%)を大きく上回りました。

相模原市の40代の男性は、「安倍さんが消費税を上げたことで、生活は苦しくなった。本来は国民にざんげすべき人だ」と怒りを表明。綾瀬市の60代の女性も、「国葬は本当は奥さんの昭恵さんが辞退したっていい」と訴えました。

 参加者からは、「中止署名に近づいてくる人が続いた。署名活動では久しぶりだ」「疑惑まみれの安倍さんに16億円も使うなんてと、税金投入への怒りはすごく強い」「国葬に使うお金があるなら、給食に使って欲しいと話す横浜の中学生がいた」などの感想が語られました。