2023年7月25日火曜日

中村哲さん上映会のご案内

 


 神奈川県のえびな・九条の会は、医師・中村哲さんの活動を紹介する上映会を開きます。

 上映するDVDは、「医師中村哲の仕事・働くといくこと」(所要時間47分、語り室井滋)。

 中村さんは1946年福岡県生まれ。パキスタンやアフガニスタンで約35年かけてハンセン病患者や難民らを支援し、アフガニスタンでは病気の背景に干ばつがあると、自ら重機を操縦しつつ住民を励ましながら用水路を建設。19124日、アフガニスタンで凶弾に倒れましたが(享年73)、同地では現在も「ドクター中村は亡くなっていない。魂は今もここにある」と語り継がれ、ナカムラと名付けた通りや広場があります。

会事務局には、「この映像は観たことがないので楽しみです」「中村医師の生き方を学びたい」と期待の声が寄せられています。(写真提供:PMS<平和医療団・日本>)

開催日時:2023年12月8日(金)18:45~20:00

場所:海老名市文化会館小ホール

参加費:無料

参加方法:事前予約制。メール(ebinakyuujou@gmail.com)か、電話(046-232-7991)で申し込みください。

2023年7月15日土曜日

ジャズが流れる駅前スタンディング 

   神奈川県海老名市の九条の会は8日、海老名駅東口自由通路で、82回目の「生かそう憲法」駅前スタンディングを行いました。

 蒸し暑い日となりましたが、16人が参加。「駅前の空気がなごやかになれば」と参加者が音楽機器からジャズを流す中、「九条生かした外交を」などの手書きポスターが掲げられ、足を止める若い人らの姿がありました

 スピーチでは、改憲・大軍拡への批判、平和憲法の値打ち、戦争体験、マイナ保険証への懸念などについて発言。沖縄・辺野古新基地建設反対の現地参加者からは、「ウミガメの産卵地も埋め立てられていて、胸が痛かった」との報告がありました。

大軍拡・大増税に反対する署名には17人が賛同。「戦争はだめ」と述べた綾瀬市の60代の女性からは「頑張ってください」との激励も送られました。

  海老名市や平塚市などの市民5人が会ニュースの読者になりました。

参加者の感想では、「カサカサした世の中だが、きょうは駅前のジャズに文化の薫りを感じた市民がいたと思う。岸田首相は今国会閉会時の会見でも『憲法を改正する』と言明した。憲法を守る九条の会の活動はますます重要だ」と語られました。

2023年7月6日木曜日

日本代表に

   ラジオ体操の広場=写真=にサッカーの練習にやってくる少年(中学3年)がこのほど、U-15日本代表に選ばれ、韓国遠征に行ってきました。

どうでした?

「1勝1敗でした。韓国の選手は身体が大きく、おとなみたいでした」

出場した?

「出ましたよ」

日本サッカー協会のホームページによると、彼は2戦目、ゴール前にドリブルで侵入し、相手DF3人に寄せられてもかわしてシュート。惜しくも得点にはならなかったのですが、活躍した様子が紹介されています。

毎朝、登校前に広場にやってきて、ラジオ体操中の私たちの横でドリブルやシュートの練習に励む少年。稚拙な私とのパス交換などにも気さくに応じてくれます。

ラジオ体操仲間の間では、「みんなで応援に行く機会がそう遠くはないかも」と盛り上がっています。