2020年10月29日木曜日

まちの精肉店

 


   自宅から少し足を延ばしたところに精肉店があります。高齢の女性と息子の2人が営む創業52年の個人商店です。

市内の精肉店は、大型スーパーの進出や後継者不足などにより、最多期の36軒から現在は9分の1の4軒に減少。

このなかで同店の豚肉は鮮度が抜群です。近隣の食肉処理場から一頭買いしているためで、先日も店内にきれいに処理された70㌔級の豚肉がゴロンと置かれていました(写真)。

糸鋸(いとのこ)のような包丁でブロックに分けるほか、骨付きの部位からも肉を一枚一枚丁寧にそり落とします。手間のかかる作業ですが、店主の女性は誇りに満ちた表情でこう語ります。

「『柔くて、長持ちもしておいしい』と、引っ越した人もわざわざ買いにきてくれる。賭場(とじょう)から直接仕入れているからね。処理が追いつかないぐらい」

これからも散歩も兼ねて買いに行きますね。

2020年10月26日月曜日

喫茶店と憲法

 

   朝、久しぶりに喫茶店に行きました。地域の繁盛店です。

注文を取りに来た店員さんに、入口横に「九条の会」の会報を置かせていただけないかとお願いすると、「いいですよ」。躊躇なくOKが出たではありませんか。広く市民に憲法の大切さを知って欲しいとの一念でした。

帰る道すがら、色づいた柿と青空のコントラストが鮮やかでした(写真)。心も晴れやかに躍るようでした。

2020年10月11日日曜日

学問への介入は戦争への道

  

「菅首相が学術会議の6人を拒否したのは戦前のような統制社会になるのではと感じる。よくないと思う」。えびな・九条の会が1010日、海老名駅前で行ったスタンディングで、参加者の高林眞智子さん(68)はこう語りました。

 降りしきる雨の中、10人が30分間、ポスターを掲げて無言のアピール。

 大勢の駅利用者がじっと見つめ、振り返っていきます。ある男性は「私も(政府の任命拒否は)反対だ」と参加者を激励。市内国分南の男性は改憲発議反対署名にサインしました。

 浜田町から参加したK
さん(69)は、「政府がちゃんと拒否理由を説明しないのはおかしい。きちんと説明すべき」と話しました。