同時に、この空の下でパレスチナ自治区ガザの子どもたちはいま、と思わざるを得ませんでした。炊き出しの食料をもらいに、鍋などを手に集まる子どもたちの姿を見るたび、やりきれない気持ちでいっぱいになります。
ユニセフ(国連児童基金)のラッセル事務局長は17日、イスラエル軍の攻撃でガザの1万3千人以上の子どもが死亡したと明らかにしています。「このような子どもの死亡率は世界のどの紛争でも見たことがない」とも。
当たり前であるべき、生きること。それがまっとう出来ないガザの子どもたち。卑劣で重大な人権侵害にほかなりません。
憲法で世界諸国民の平和的生存権をうたう日本は、停戦の仲介を強力に行うべきです。国連での停戦決議を拒否し続けるアメリカにも、“同盟国”として、停戦にもっともっと役割を果たせと強く言い続けるべきでしょう。