「よかったよ」「説得力があった」。仲間の感想です。説明者が確信をもって話せたのは、原稿をみんなの協力で仕上げたからにほかなりません。
市の市民活動推進補助金のプレゼンテーションがあり、筆者の参加するラジオ体操クラブも出席しました。場所は市役所の会議室。申請した10団体がそれぞれ説明7分、質疑応答8分の枠内で、申請理由等を市民活動推進委員8人(公募)の前で述べるという内容でした。
当クラブからは3人が説明者に。傍聴席には12人の仲間の顔が見えます。準備が済むと、すぐ開始に。第1発言者はクラブ発足の呼びかけ人のKさん。後半、声が震え気味になり、緊張している様子でしたが、「健康増進は市民の願い」との純粋な思いが伝わる場面でもありました。3人は時間内に終了し、用意した原稿を全文読み上げることができました。
質疑応答になり、最初の問いは、「他の同じような団体もこんご申請すると、市の補助金の全体額が増えることになるが」。Kさんが「当会は今回交付を受けてラジオを更新できると、以後は必要に応じて厚意等募りますので、少なくても次回は申請を考えていません」。サラリとした回答に、傍聴席でOさんがうなずいています。
次の問いは、「市内の他のラジオ体操グループといっしょに、イベントなどは考えていないのか」。これには、「ご質問ありがとうございます。市内には知人がいる体操グループもありますので、連携をとり、また仲間とも相談して巡回ラジオ体操を迎える行事なども考えたいと思います」と説明者が応じました。