2022年3月21日月曜日

江戸の味


 東京の知人から佃煮をいただきました。

江戸幕末の1862年の創業以来、佃煮一筋という老舗の品です。店主が職人に頼ることなく、自ら釜前に立って製造し、燃料は昔と変わらず薪を使用。支店はなく、本店による販売のみといいます。

容器の曲物(まげもの)に詰め合わされた素材は、昆布、シラス、アサリ、エビ、ゴボウ。調味料は、しょうゆ、砂糖、ショウガ、みりん、唐辛子。甘辛い味は純度が高く、素材の風味を引き出しています。

ごはんのお供のほか、おにぎりの具としても、おいしくいただきました。