冬のうす暗い会場ではそうした”欠損”もわからないのではなどと思い込んでいるのですが、ゆったりしていて着やすく、なによりも愛着があります。
地域のアイスホッケーチームに所属していたときの移動着でした。横浜のリンクで深夜、試合があるときなどはスタジャンを着込み、意気揚々と車に分乗して出かけたものです。
胸の紺色の布地にはチーム名を刺繍で入れた、ボリュームのあるマーク、右腕の白い皮製生地にはDF(ディフェンス)と背番号15のワッペンがそれぞれ張り付けられています。
「どこの若い人かと思った」。体操仲間の精肉屋のSさんの第一声です。帽子をかぶり、マスクをしていると、おじいさんには見えなかったのでしょう。
ラジオ体操でも着ていると、活動的で、軽やかな気分になるから不思議です。