2016年8月16日火曜日

ハスカップの思い出

 田舎からハスカップ(写真)が送られてきました。
 北海道やシベリアの一部に生育する低木の実です。表面は黒色で、中は濃い紫色。カルシウムや鉄分、ビタミンが豊富です。アイヌの人びとは「不老長寿の実」と珍重していたそうです。
 
 現在は農家や生産者組合で栽培されていますが、筆者の子どものころは郊外の原野に自生していました。夏休み、友人らとハスカップ採りに出かけ、アルミの弁当箱いっぱいに採集。酸味があるため、砂糖をまぶして唇を赤くしながら味わいました
 
 今回は煮詰めてジャムに。実は昔より少し大きくなりましたが、変わらない故郷の大地の味でした。