北海道に帰省した過日、知人の新居を訪ねました。
知人宅は、「日本で最も美しい村」の発祥の地、美瑛町にあります。家づくりでは限られた予算のもとでも建築士や施工業者の協力も得て、環境重視や美意識のこだわりを随所に発揮。
なかでも感心したのは、外壁と内壁の塗装を知人夫妻が担ったことです。作業は仕事を終えたのち深夜にも及んだといいます。豊かな自然に調和する外壁とともに、白い漆喰(しっくい)が施された内壁は、センスの高さやぬくもりを感じさせます。
笑顔で家づくりを振り返る夫妻。力を合わせてやり遂げた充足感が伝わってきました。