2024年8月11日日曜日

ガザに連帯し、「赤い涙」

         

 神奈川県海老名市の九条の会は10日、海老名駅前で、犠牲者が増大するパレスチナ・ガザ問題を中心に「生かそう憲法」スタンディング(95回目)を多彩な内容で行い、駅利用者などから注目を集めました。

酷暑のなか、駅前行動初の人や高校生も含む30人が参加。ガザで犠牲となった人びとを、地面に敷かれた白い紙に赤い涙を描いて追悼する呼びかけには、通りかかった市民や子どもが絵筆を手に取りました=写真=。

また、参加者はガザ停戦の願いを込めて、中学・高校の合唱コンクールなどでも歌われる「HEIWAの鐘」を合唱。足を止めた海老名市河原口のアリパーレさんは、「声がきれい」と聴き入っていました。ガザ関連の本を持ち寄って路上で紹介する「本読みデモ」も行われました。

憲法改悪反対署名には16人がサイン。署名簿に歩み寄った海老名市の男子高校生は、家族とも平和について語り合うと話し、「自衛隊が海外に行くと戦争につながるので、警戒が必要だ」と語りました。