依頼したのは地元の畳店。創業が1964年で、2代目の店主は県技能大会の優勝経験者です。
店主によれば、昨今は畳のある家が減り、客も減っているとのこと。市内の畳店は減少の一途をたどっています。
でも、畳のメリットを語る店主の口調は自信に満ちていました。「畳は、室内の湿度が高いときは水分を吸収し、湿度が低いときは水分を放出する天然の空気清浄機。い草の香りもリラックス効果があります」
確かに、新しい畳が搬入された部屋は、い草の香りに包まれています。畳の上に寝転がると、肌触りに柔らかさや落ち着きを感じました。