2022年12月21日水曜日

相模国分寺史跡・景観問題の現況

  標記の件について、1219日、海老名市の担当課(まちづくり課、危機管理課)に聞き取りを行いました。以下、要旨を紹介します。               

:説明会の開催日時は決まりましたか?

:いま事業者(明和地所)と地元(自治会)が詰めている。年内の開催はないのでは。

 

:説明会の案内対象の範囲と軒数は?

:事業区域をぐるっと囲うように50㍍の範囲だ。軒数は148軒。

 

: 事業区域から50㍍の範囲では史跡のすぐ横の人でさえ説明会の対象外になります。今回は国指定史跡にかかわる問題。「不安や疑問をもつ市民は説明会に来てください」と広く声をかけるのが行政の責任ある対応ではないでしょうか

:事業者に、そうした意見があったことを伝える。

 

:今回の建築にかかわる消防や下水道、道路管理などについての明和地所と市との協議書の締結はいつですか?

:年内は厳しいと思う。

 

:発掘調査はどうなっていますか?

:県教育委員会も入って、市教委と明和が話し合うことになっている。発掘をいつから実施するかは不明。調査を実施する主体は市ではなく、明和だ。

 

:国分寺史跡広場は広域避難場所です。災害時、何人位の市民が避難すると想定?

:史跡広場は市内19カ所の広域避難場所の一つ。火災から身を守る場所だ。避難者は広場の中央に集まる。収容できる人数は7900名と想定している。