2022年12月18日日曜日

Nさん

  計算は苦手でも図形の学習は好きという子どもがいます。小学2年のNさんもその一人です。

 「算数の学習が遅れ気味」と、担任の勧めもあって放課後支援教室に来るようになりました。最近は自分からタングラム=写真=に熱心に取り組んでいます。正方形を分割したピースを組み合わせて、図形を作る数理パズルです。図形感覚や考える力、集中力を養うといわれ、3年生の教科書に登場します。 

 教科書の図形の「家」や「白鳥」などをクリアし、難解な「三角形」や「正方形」にも意欲的に挑戦。「2年生からあるとよかったな」と口にしたので、どうしてと尋ねると、「楽しいから」。

 好きこそものの上手なれ。楽しんでやることにより上達して自信を持ち、それを通して広く挑戦する力も育んで欲しいと願っています。