2021年9月19日日曜日

語られた政治

 


 台風一過、きょう19日は青空が広がり、風が心地よく吹いています。

 朝のラジオ体操時の話題は新型コロナでした。市内の公共施設で感染が発生したことにふれ、ある人が「そもそも日本は水際で防ぐことに失敗したからね」と発言。さらに驚いたのは、ほかの人から「国会が開かれていないのは問題だよ」との発言が飛び出したことです。

  ラジオ体操時の雑談といえば、天気などが通常のテーマ。ワクチンの接種等については話題になりましたが、国会の開会要求を無視する政府への批判は初めてです。

 それだけコロナ対応等で不安や不信を強めざる得ない深刻な事態が「目の前で」続いているということでしょう。市内の基幹病院ではクラスターが発生し、亡くなる入院患者が相次ぎました。現在も入院できず自宅に放置される人は後を絶ちません。 

にもかかわらず、国民置き去りの権力闘争が繰り返される自民党総裁選。コロナ対策等、口にする同候補者らですが、本当に国民の命を守り抜くと覚悟を決めているのならば、同対策を丁寧に議論するための臨時国会の早期開会に向けても動くべきでしょう。

 体操仲間の発言に筆者も、国会の召集が必須と同意しつつ、臨時の医療施設の設置などこそ喫緊の課題だと発言。うなずく仲間の顔がありました。