2021年9月12日日曜日

武器で国は守れない

   


  神奈川県のえびな・九条の会は9月11日、汗ばむような気温の中、海老名駅東口で58回目の「生かそう憲法」スタンディングを行いました。

 9人が参加。「9条を生かし、平和な日本を」「国民主役の政治を」「原発ゼロの日本を」「核兵器禁止条約にサインを」などの手作りポスターを掲げてアピールすると、じっとポスターを見つめる市民、「署名はできますか」と駈け寄る女性などの姿が見られました。

 会世話人のOさんは、自民党総裁選に立候補表明した高市早苗前総務相の「欧米並みで考えると10兆円になる」との軍事費増額発言(10日)に言及。「びっくりしました。武器で国を守れないことはアフガニスタンでの経験を見ても明らか。医師・中村哲さんのような医療や農業への支援こそ、憲法9条をもつ日本にふさわしい活動です」

 座間市の女性は改憲発議反対!署名にサイン。「きのう、総裁選に出馬表明した河野太郎さんは改憲にも意欲を見せ、恐ろしいと思いました。父親が戦争で苦労したことをよく話していたので、私は護憲です」ときっぱり語り、会の会報読者にもなりました。

 行動終了後、参加者はその場で感想や意見を交換し、コロナ問題、自民党総裁選、沖縄・基地問題などについての発言が続きました。