2021年1月1日金曜日

鐘の余韻

  2021年、新しい年が始まりました。

新型コロナウイルスの昨日12月31日の国内感染者4520人は、一日あたりの数としては過去最多を更新したといいます。

地域のお寺で長く続く「除夜の鐘をつく集い」も中止となりました。鐘をつくことはできるとのことで、けさ出向くと、境内に人の姿はありませんでした。「ゴーン」。一人でつくと、鐘の余韻が静寂のなか、いつもより長く続いたのが印象的でした(写真)。 

コロナ問題に、今日の強権政治はあまりにも無為無策ではないでしょうか。国民の命や暮らしを守ることができないばかりか、伝統的な風習さえ壊しています。

日本国憲法を守り、平和や豊かな暮らしを草の根から築く九条の会運動は、いよいよ大事だと痛感せざるをえません。当地の会は昨年、中村哲さんの上映会の成功、会員・会報読者の増加等の成果がありました。

ことしは憲法学者・木村草太さんの講演会(6月20日)の成功に力を入れたいと思います。