2024年9月8日日曜日

「守ろう憲法9条」幅広い市民に

  朝夕涼しさも感じられる季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

先月の駅前スタンディングのさい、憲法改悪反対署名に自ら歩み寄った高校生は、自衛隊の海外派兵に深い危機感を表明しました。いま、「戦争反対」「憲法を守ろう」の訴えには必ず応えてくれる市民がいます。私たちの訴えと行動はますます重要です。

自民党総裁選の候補者はそろって9条改憲に前のめりです。自衛隊明記についての「自衛官が誇りを持つことが重要だ」との理由付けなどで、済まされてはなりません。

自衛隊を憲法に公然と位置づけるならば、条の戦力不保持との整合性が真正面から問われます。自衛官の定員割れが常態化しており、徴兵制を復活させるとでもいうのでしょうか。国民的な議論が必要です。

そもそも軍事力で平和を守ることは日本国憲法の理念に反します。憲法には痛苦の教訓を踏まえ、戦争や軍隊を想定した規定は一条もありません。武力行使がまかり通るならば、国民に多大な犠牲が出ることは毎日の海外のニュースが余すところなく示しています。

平和を築くうえで日本にいま求められていることは、憲法9条の理念に沿って周辺諸国との外交や対話、民間交流を徹底して進めていくことです。

9月のスタンディングでも上記の訴えを、幅広い市民にいっそう広げていこうではありませんか。        

               

〇行事名:「生かそう憲法」駅前スタンディング(96回目)
〇日時9月14日(土)1330分~14
〇場所:海老名駅東口自由通路
〇プログラム ①コール②歌「手のひらを太陽に」③スタンディング(プラカードを用意しています。持ち込み歓迎)+憲法署名+スピーチ(希望者は事務局へ)
〇主催:えびな・九条の会