一週間ほど休み、久し振りに顔を見せたSさん。Kさんが屈託のない声をかけた。
「私の電話番号を教えるので、何かあったときは遠慮せず声をかけて。車で送ることぐらいできるから」
その日、ラジオ体操から帰る道すがらSさんは、「Kさんの親切、うれしかった」とつぶやいた。
朝の10分間足らずの体操。緩いつながりだが、すがすがしさを覚える出会いの場でもある。