2020年2月11日火曜日

「募る」と国語教科書

政府主催の「桜を見る会」に安倍晋三首相の地元支持者が大勢招かれた問題。経緯を国会でただされた同首相の「募っているという認識だった。募集しているという認識ではなかった」との答弁は、日本語として初めて聞く使い分けでした。

小学4年生は国語の時間、教科書で「熟語」を習います。熟語は訓で読むと意味が分かるものがあると説明され、「等分ー等しく分ける」の例が載っています。
これによれば、「募集-募って集める」になり、募ろうが募集しようが意味は同じと、小学生でも理解します。

自分の支持者を優遇したことに変わりはない「募集」否定発言。首相の税金私物化はけっして忘失-忘れて失う―することはできません。