2020年1月12日日曜日

中東派兵 高校生もノー


神奈川県海老名市の九条の会は11日、海老名駅前で宣伝行動に取り組みました=写真=。「安倍9条改憲NO!改憲発議に反対する全国緊急署名」には1時間余で64人が次つぎにサイン。安倍晋三政権の数々の専横ぶりに批判が高まっていることが示されました。

寒風の中、弁士は、安倍政権が同日、P3C哨戒機2機を沖縄から緊張下にある中東に派兵させたことを告発。「不測の事態も想定されるなか、自衛隊員を見送る若い妻は泣いていた。日本は戦争放棄の憲法9条を持つ国。政府は平和外交の徹底こそ進むべき道だ」と元気いっぱい訴えました。

海老名市国分南の60代の男性は、「安倍さんは『桜を見る会』などでも、国民を無視している。早く退陣してほしい」と怒りを込めて署名。5歳と3歳の子どもの手をひく相模原市南区の女性(36)も、「平和は守りたいので、活動ありがとうございます。うれしいですよ」と参加者を激励しました。

この日の行動には署名活動は初めてという女性も参加。「緊張しましたが、自分のできることはやったという達成感があります」と感想を述べつつ、高校生の署名などに触れて、「中東への自衛隊の派遣はしなくていいと話していました。戦争体験者の一筆もうれしかった」と語りました。