2019年10月27日日曜日

ニッコリ


学習支援教室に向かう途中、顔見知りの保護者が話しかけてきました。
「支援室には算数のプリント問題などがありますか」
「ええありますよ」
「授業参観に行ったとき、担任の先生の説明を子どもが理解できているかどうか、不安になりました」

後日、その子ども(5年)が支援室にやってきました。少し緊張気味に、分母が違う分数のたし算の問題をやってみたいといいます。
プリント問題を渡すと、分母の公倍数を見つけて通分することがよく理解できていない様子です。最小公倍数で通分すると、分母がいちばん小さい分数になおせることや、最小公倍数の見つけ方等をアドバイス。真剣に耳を傾け、しばらくすると次々に解き始めました。分数の基礎的な知識は身に着けているようでした。

できているよ、これもできている、がんばったねと、赤ペンでマルをいくつもつけてあげました。プリントを持ち帰っていいかと聞くので、もちろんと答えると、ニッコリ笑い、「また来るね」と帰っていきました。