2016年9月20日火曜日

“迷惑千万”な「駆け付け警護」

  19日夕、安保法制=戦争法の廃止を訴える駅頭宣伝に参加した。
  台風の影響で雨が降っていた。でも、強行成立から一年という節目の日。安倍政権は安保法制にもとづく「駆けつけ警護」の訓練を開始し、日本の進路は緊迫した段階に入っている。18人が集まった。

  「駆け付け警護」をめぐっては、警護の対象とされるNGO(非政府組織)の関係者から「我々も武装した勢力と混同されるので、警護の対象とすることは絶対やめてもらいたい」との声があがっている。
  実際、自衛隊が派遣されている南スーダンでは、7月にも自衛隊の駐留地のすぐ隣で2日間銃撃戦が続いた。停戦合意というPKOの原則は崩壊している。
  “迷惑千万”といわれているのに、自衛隊の未来ある若者が撃ち殺される。あってはならない悲劇だ。
 
  道行く人びとに、「安保法制の発動にストップをかけましょう」「憲法9条を守りましょう」と声をかけ続けた。通り過ぎた中学生らしいグループのなかから一人の男子生徒が戻ってきて、署名に応じた。何年生との問いに、「中3です」とはっきり答えた。