ザザァと波の音が静かに響き、烏帽子(えぼし)岩周辺の海面はキラキラ輝いています。晴天の澄んだ青空の先には、冠雪した富士山の鮮やかな姿も眺望できます。
砂浜では、揚がった凧(たこ)を見上げてヨチヨチ歩く幼児、キャッチボールを始める親子、富士山を背景に写真を撮り合う若い人など、くつろぐ姿が次々目に飛び込んできます。
砂の上にシートを敷き、腰を下ろしました。コーヒーを飲みながらカツサンドをほおばり、「手作りはうまい!」と自画自賛。
食後は昨日買ったばかりのサッカーボールで砂の上をドリブルしたり、キックを蹴ったり。上達する楽しさが体を包みます。
なんと穏やかな時間でしょうか。日常の平和そのものです。
昨日、「朝日」投書欄で高校生が、世界には「戦中」の国もあるのに、日本には一年一年数えることができる「戦後」があると、平和の大切さを記していました。
かみしめたい日常の平和。もちろん憲法や国民の運動で守られ、育まれています。ことしも、海外派兵を可能とする安全保障関連法(戦争法)の廃止をはじめ、平和への取り組みをしっかり進めていきます。