2025年5月12日月曜日

憲法パレード 原爆パネル掲げ、にぎやかに

  


    「音楽のチカラで市民も笑顔になった」(参加者のNさん)。78回目の憲法記念日の5月3日、神奈川県海老名市の九条の会は海老名駅前でにぎやかに行動し、市民の注目を集めました。

  澄み渡る青空のもと、約40人が参加。オープニングでは「生かそう憲法」「なくそう核兵器」などのコールを響かせ、「イマジン」「手のひらを太陽に」を元気よく合唱しました。

原爆パネル(海老名市所有)を掲げた憲法パレードでは、バイオリン、ピアニカ、鐘などを奏でながら行進。中央公園でスコティッシュダンスや盆踊りを楽しく繰り広げました。

 スピーチでは、憲法の9条に基づく平和や25条に沿う生存権、26条の教育を受ける権利の大切さなどについてそれぞれ発言。憲法が示す戦争放棄や民主的権利は日頃からの主張と努力があってこそ築かれると強調されました。

通りかかった伊勢原市の男子高校生は、九条の会のゼッケン「この先もずっと戦争放棄」を学校の勉強に使いたいので欲しいと要望し、ガザやウクライナの人びとに寄り添いたいと話しました。

九条の会の行事に初めて参加したHさんは、「いろいろアピールできて楽しかった」と笑顔で感想を語りました。