2019年6月27日木曜日

挑戦は実る


学習支援教室にやってくる4年のAくん。九九の答えを百マスに記す「百マス計算」に2年の後半から取り組んでいます。

最初は全部やり遂げるのに10分程要しました。そのご、自分から進んで挑戦し続け、3年の後半には2分台に。勉強への自信をつけたのか、他の勉強に臨む姿勢も意欲的になりました。

ただ、4年では同計算の自己ベストをなかなか出せない状態が続いていました。
でも子どもは成長します。「あきらめずにやり続けることが大事。回数を重ねると、エネルギーが蓄えられ、きっと自己ベストが出るよ」と励ましました。

先日のこと、Aくんの鉛筆が滑るように進みます。見ていた下級生も「早いね」。
終えると、素早くストップウオッチをのぞき込んだAくんが「やったあー」と顔をほころばせました。自己ベストの見事な更新です。43回目の挑戦でした。