2023年6月28日水曜日

「仲間だよ」

   

 Mさんは父親がハンセン病でした。国の誤った施設入所政策の下、まん延した偏見と差別。家は放火され、友だちもいなく、一人でいることが当たり前でした。

 Mさんなどによる国訴訟は2019年に勝訴し、政府も「人権啓発に取り組む」と約束。だが人権侵害は入管行政でも、性的マイノリティにも続いています。

 負けない。Mさんの参加したハンセン病問題の集い(写真)では、朗読やピアノ演奏から「仲間だよ」との思いが伝わってくるようでした。