2022年11月30日水曜日

「協議の場を」 128人の訴え

 

 国指定史跡「相模国分寺跡」(神奈川県海老名市)の隣接地への14階建てマンションの建設計画を巡り、神奈川県内外の市民128人が28日、海老名市に申し入れ文を提出しました。

 同文は、建設により史跡の広々とした景観が台無しになると憂慮。同じ国分寺史跡のある東京都国分寺市などでは条例等で高さを制限しているとし、市・事業者・市民3者による協議の場を市が設定することを要望しています。

 申しれには市民6人が参加し、これまで開催された事業者主催の説明会では市が出席せず、事業者の事後報告会となっていると指摘、「海老名市まちづくり条例がうたう『住民主体のまちづくりを市が支援する』に本気で取り組んで欲しい」と求め、応対した江成立夫市長室長は、「市長に要望をしっかり伝えます」と答えました。