2022年8月2日火曜日

「国葬」よりコロナ対策を

   


   朝のラジオ体操の帰り道のこと。いっしょに並んで歩いていたOさんが、コロナ感染の広がりに触れて言いました。「安倍さんの国葬を行うお金があるなら、コロナ対策に回して欲しいわ」

えっ、Oさんもはっきり言うんだと思いました。

確かに、税金の支出を伴う「国葬」は岸田首相が国会にも諮らず打ち出した方針です。甚だ疑問であるし、安倍元首相の足跡については国民のなかで議論が分かれるところでしょう。

他方、コロナの「第七波」は過去最大の感染拡大になっていますが、政府の対応は後手に回るばかりです。筆者の職場でも先日、同僚が感染。周りにいたものは病状を心配するとともに、「自分は大丈夫か」と不安になりました。でも職場に検査キットはひとつもありませんでした。

政府に対して、国民の新たな批判が広がらざるを得ない情勢です。