2017年8月9日水曜日

トンボを見つけて考えたこと

  木立に囲まれた公園の池の近くを歩いていると、トンボが飛んできました(写真)。全体の色が頭部を除くと、鮮やかなライトブルーです。
  名前が分からないので図鑑で調べましたが、ハラビロトンボか、オオシオカラトンボか、はっきりしませんでした。

 日本には200種以上のトンボが生存し、多くの種のトンボが生きていくには多様な自然が必要だといいます。例えば、産卵に水草を必要とするギンヤンマなどは、都市公園が整備され岸の水草が除去されると、住めなくなるというのです。人間が快適に生活することと、多様な自然の生き物が生存し続けられることの両立を考えざるを得ません。

 また、私たちの日常は、仕事や対人関係をどう進めるかなどと、とかく考え、追われがちですが、豊かな自然に触れると、心が洗われ、息抜きになることも少なくありません。久しぶりにトンボに接し、自然の値打ちをあらためて考えさせられています。