ラジオ体操の会は、健康づくりに市民だれでも地域をこえて自由に参加をと、2015年に地元自治会の協力も得てスタート。正月も含めて年中無休で実施し、いまでは市内のいくつもの地域から参加する広がりに。
体操の前後には近況や健康状況などについて話を交わし、会は“安否確認の場”ともなっています。また、夏には地域の子どもや保護者も参加し、子どもらの生活のリズムをつくっています。2019年には全国ラジオ体操連盟から、健康増進に寄与していると表彰されました。
ただ、開始から8年が経過するなか、参加者の好意で用意されたラジオ(8台)は次第に劣化し、更新の必要に迫られているのも事実です。
参加者のこうした会の紹介とその熱意に、市の担当課は会の活動が補助金の趣旨に「マッチする」と答えました。
交付の合否は3月のプレゼン待ちですが、市役所からの帰途、参加者がいっしょに飲んだコーヒーはとてもおいしく感じられました。