2015年7月26日日曜日

子ども夏祭りで地域の絆

 自治会主催の「子ども夏祭り」に要員で参加しました。
 広場に用意されたのは、金魚すくい、ヨーヨー釣り、かき氷、綿飴、輪投げ、焼きそば、焼き鳥、ポップコーン、豚汁。開会と同時に子どもらが次々に詰めかけました。地域の子どもの数は一時期減っていましたが、ここ数年、住宅建設とともに増えています。
 私はテント張りなどの会場設営と交通整理を担当。就学前の子どもは帰り際、ヨーヨーをかざして「これ、おみやげ」と満足顔で、親からは「ありがとうございました」と、ねぎらいの言葉がありました。
 行列をつくる焼き鳥のコーナーに応援で入ると、要員同士の会話も弾みました。 
 強い日差しに顔も腕も焼け、後片付けでは腰を少し痛めましたが、地域での絆を強める一日になりました。

2015年7月20日月曜日

盛者必衰

  小学5年生の国語の教科書に平家物語の冒頭が紹介されています。
  「沙羅双樹(しゃらそうじゅ)の花の色、盛者必衰(じょうしゃひっすい)の理(ことわり)をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜(よ)の夢のごとし」
 沙羅双樹の花のすがたは、勢いのある盛んな者もいつかは衰えるという道理を示している。おごり高ぶる人も長くは続かず、ただ春の夜の夢のように、はかない。子どもたちにはこう教えることになっています。
 安倍内閣の支持率急落の報(「毎日」19日付35%、共同通信19日付37・7%、「朝日」20付37%)に接し、同文は安倍内閣にそのまま当てはまると思いました。
 
民意に背を向け、行き詰まる
  安倍内閣のおごりを国民の多くは常々感じてきました。
  福島原発の汚染水が大量に流失していても、「コントロールされている」と言い切る。
  米軍普天間基地の移設問題を巡り、移設反対派が各種選挙で勝っても一向に譲らない。
  安保法案で自身が国会に呼んだ学者が、意にそぐわないことを言うと、「学者は無責任だ」と、その責めを学者に負わす。
  支持率を気にしてか、新国立競技場の計画見直しに重い腰を上げたものの、わずか一週間前は首相自身、国会で「間に合わない」と否定する。
  民意に背を向けることが同内閣では常態化しています。国民主権など眼中にないといっても過言ではないでしょう。そのおごりと、日本の進歩的な未来を願う国民との矛盾は激化し、行き詰まりを深めているのです。おごれる「アベ政治」を許さないと、全体重をかけて立ち上がる若者や市民が ほうはいと広がっています。
  国民が納得しない安保法案の衆院での強引な採決を、「アベ政治」終えんの本格的な始まりにと思います。

2015年7月13日月曜日

「学学共闘」をうねりに

“若者が動くとき、世の中も動く”
 いま国会前では安保法案に反対する学生が大勢集結するとともに、駆けつけた学者による“野外講義”ともいえるスピーチが行われています。この姿に触発された憲法学者や若い母親、地方の若者らも、「憲法守れ」と新たな行動を起こしています。学生と学者との連携、すなわち「学学(ガクガク)共闘」の進展は、“若者が動くとき、世の中も動く”ことを痛感します。

年代を超えて切望
 評論家で「9条の会」の加藤周一さんは生前、老人と学生の結託・共闘を呼びかけていました。戦争放棄・戦力不保持の憲法9条の精神を国民各層に広げ、根付かせたいとの加藤さんの“執念”の表現であったと思います。
 アニメーション映画監督の高畑勲さんは2014年10月25日、特定秘密保護法に反対する学生の渋谷デモに夫婦で参加。加藤さんの呼びかけに呼応したことを明かしつつ、「若者の実行力に感心。ひろがりの可能性を感じ、うれしかった。民意を反映しない政権にNO!を」と、その手応えを記しています。
 安保法案反対の「学学共闘」の成立には、平和や民主主義を担う民主的な政権をという老若男女の切望がありました。

大きな希望
 学生は真理の探究を本分としています。学者には専門的な知見があります。筆者も学生時代、ベトナム戦争や沖縄返還の問題をゼミで討論したさい、担当教授のアドバイス的意見に鼓舞されたことを覚えています。
 「学学共闘」が「ビッグ・スウェル」(うねり)になるならば、安倍政権を一段と追い詰め、民主的な日本をきり開く推進力の一つになることは疑いありません。大きな希望が湧いてきます。

2015年7月11日土曜日

コーヒーミルをガリガリゴリゴリ

 コーヒー豆を手動で粉にする器具、コーヒーミルを使い始めました。
 アンティーク調のデザインが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。コーヒーのおいしさや香りの点でも、すでに粉にしたコーヒー豆と、挽きたてとでは雲泥の差があります。
 加えて、ハンドルをゆっくり回し、ガリガリゴリゴリと豆を挽くこと自体、ほっとする時間です。
 コーヒーライフがミル一つ加わることで、これまでになく豊かになった感じがします。

2015年7月3日金曜日

心地よい時間 「ビートルズ特集」


 「ビートルズ特集」と題した音楽会に足を運びました。会場は地域の公民館で、演奏はアマチュアビッグバンド。会場いっぱいの220人が詰めかけ、多くが60代から70代の方々でした。
 
 英国のロックバンド・ビートルズは、1962年にレコードデビューし、70年に事実上解散。同時期に青春時代を過ごした人びとにとって、その音楽は数々の思い出とも響き合っています。
 
 ビッグバンドはサックスやトランペット、ボーカルなど約20人で構成し、結成から18年と経験が豊富です。レットイットビー、イエスタディ、ヘイ・ジュードなど、よく知られるビートルズナンバーを迫力十分に演奏。ボーカルの女性も情感を込めて熱唱しました。
 私も心地よい時間を過ごし、大満足でした。