「保健室に行ったほうがいいよ」。額に血がにじんでいたので、児童は驚いた様子でした。
昇降口で靴を履き替え、階段を上り、保健室へ。少しふらつく身体。両脇で付き添ってくれる4年と3年の児童は、ふだん学習支援教室にやってくる子でした。
午後の勉強が始まる時間でした。教室に戻ってと伝えましたが、「大丈夫だよ」と、児童は保健室まで同行。保健の先生に経緯を真っ先に話してくれました。
正直、心強かったです。心配してくれた児童のやさしさに、感謝でいっぱいの気持ちになりました。
「子どもと遊んでくださり、ありがとうございました」。保健の先生のひとことにも心を打たれました。