「ランドセル夢いっぱいの一年生」
ほのぼのとした句です。背中いっぱいのランドセルを揺らしつつ、いそいそと登校する姿が目に浮かびます。
ランドセルといえば、筆者の勤める小学校の一年生が「これ手作りなんだよ」と言って、自分のランドセルを誇るように見せてくれたことがあります。特製の立派な皮製品でした。
その子は特別支援級の児童で、家族の愛情がランドセルいっぱいに詰まっているようでした。下校時になると、親はニコニコ顔で迎えにきます。
その児童もいま3年生に。支援教室にやってくると、漢字の書き取りや計算問題に意欲的に取り組み、筆者にも「〇○ちゃーん」と声をかけてくれます。