やっと、苫小牧の弟に電話がつながりました。
ケガはなく、家も大丈夫だったけれど、停電が続いているとのこと。
同じく北海道で暮らす子どもからも、無事だが停電中とのメールが入りました。
6日未明に就寝中の人びとを襲った北海道胆振東部地震。刻々と深刻な被害状況が伝わり、懸命な救助作業が続いています。
震度7を観測した厚真は母親の実家のあった町です。子どもの頃、夏休みになると、蒸気機関車やバスに乗ってよく遊びに行きました。実家の裏には水田が広がり、夜になると、カエルの鳴き声が聞こえました。近所の子どもとは森のなかの清流へヤマメ釣りに出かけ、釣果を木の枝に通して持ち帰りました。
あの緑豊かな農村がいま、地滑りで山肌がむき出しに。なんということでしょうか。
改めて、災害対策の抜本的な強化を、と声を大にして訴えたいと思います。