富山和子さん制作の「日本の米カレンダー」。我が家では居間の一番目立つ壁に掛けられています。行事予定を書き入れているため、毎日のように目にします。美しい風景写真が多いため美術品同様の役目も果たし、終わった月の分でも別の部屋に飾られている“お気に入り”があります。
ことしは、北海道・倶知安町の羊蹄山の写真。青い空とコニーデ型の山並みと緑色の水田が色鮮やかに描かれ、北海道のさわやかさが伝わってきます。
創刊29年目という2018年版を手にする年の瀬になりました。1月は、注連(しめ)飾りなど正月の品々を持ち寄って焼く「どんど焼き」(新潟県十日町市=写真)。春を待つ儀式の一つですが、富山さんによれば、いま春を迎えるということは「何よりも平和を祈ること」とのこと。
同感です。平和を願うために何をすべきか。当面、憲法9条を生かす3000万署名の実現に草の根から力をつくしたいと思います。日本各地の美しい景観や庶民の生活に根付く風習を守るためにも。
「日本の米カレンダー」の問い合わせ先 〒101-0024東京都千代田区神田和泉町1-5-5-3F 国際カレンダー株式会社 電話03(5829)4100 FAX03(5829)4103 http://okome.ne.jp/