炎天下の11日。海老名駅前自由通路で、九条の会は安倍9条改憲NO!3000万人署名行動をおこなった(写真)。
8日に翁長雄志・沖縄県知事が67歳で急逝した。最後まで米軍新基地建設反対のために闘い続けた翁長さん。平和への志は強固だった。夫人によれば、「万策つきたときはいっしょに座り込もう」と語っていたという。沖縄出身の歌手・安室奈美恵さんはコメントで、「知事のご遺志がこの先まで受け継がれることを願っています」と述べた。
署名行動ではいつもより大きな声が出た。
「戦争放棄の憲法九条を守る署名です」
弁士も声を張り上げた。
「私たちは翁長知事の遺志をしっかり受け継ぎます。どんな困難があっても、憲法九条が生きる平和な日本をめざします。これからもここ自由通路に立ち続けます」
署名に応じた母親がそばの小学3年という女の子に問いかけた。
「戦争について賛成?、反対?」
「反対。こわいから」
「じゃ、あなたの名前も書いていい?」
「自分で書きたい」
部活帰りの高校生2人もペンを走らせた。「署名を集めたい」と用紙を持ち帰る女性や行動終了後も署名に駈け寄る人の姿もあった。
行動には7人が参加。1時間で70人が署名に応じた。