戦争法の廃止を求めるきょう19日の署名行動。声をかけてきたのは若者でした。
思いを尋ねると、「ゆるくなってきたなと思う」とポツリ。
一瞬、不明で、どういう意味か再度尋ねました。
「日本は戦争を放棄した国なのに、集団的自衛権利を行使するというじゃないですか」
15歳だと語る若者は、戦争法にみずからの言葉で反対の意思を示したのでした。
感銘を覚えつつ、近づく参院選でも憲法問題などに引き続き関心を寄せてほしいと声をかけました。
このほか6人が筆者の署名用紙に署名。7歳のとき横浜で空襲を体験した女性は、空襲直後の街頭にゲートルを巻いた兵隊が倒れていて、「水、水」と訴えていた光景が忘れられないと語りました。
「この子も署名していいですか」と言いながら、小学4年生の男の子といっしょに署名に応じる女性もいました。
きょうの署名行動も毎月の定例宣伝の一つですが、平和への願いを一筆にこめる署名者が続き、元気をもらう行動になりました。