駅頭での署名行動は、通行中の人に、天下の政治課題への協力を訴える”真剣勝負”。名前と住所という個人情報を、まったく知らない人間に差し出してもらうわけですから、当方も歩行者の眼をしっかり見て、堂々かつ誠心誠意、体全体で声をかけます。
今回も、人の生死に直結する戦争法、南スーダンなどでは自衛隊が戦闘に巻き込まれる危険が迫っていると、訴えに力が入りました。
「戦争はいやだ」と真っ先に署名に応じたのは、4月から中学に進む男子生徒。当方も、未来の主権者の真剣な対応に励まされ、「戦争法、必ず廃止しようね」と話しかけました。続いて16歳の男子高校生も、「平和が大事だから」と述べてペンを走らせました。
今回、特徴的であったことは、戦争法問題にとどまらず、安倍政権批判の声が聞かれたことです。
70代と思われる男性は、「安倍首相は国民のほうを向いていないからだめだ」と強い口調で発言。中年の女性も、国会の審議中、読書にふけったり、携帯をいじったり、居眠りをしていた松島みどり元法相について、「どうなっているのかしら。国会議員の資格ないですよね」と語り、怒りを露わにしました。
最近の世論調査では内閣支持率が低下しています。軌を一にする特徴が今回の署名行動でも示されました。