2024年1月14日日曜日

「涙がでた」  

   相次ぎ、途中から数えきれなくなった募金者の数。神奈川県海老名市の九条の会が13日に海老名駅前で取り組んだ能登半島地震・被災者救援募金のことです。募金額は6万3033円にのぼりました。

 時おり強い寒風が吹く中、同行動には15人が参加。手作りボードや募金箱、音楽プレーヤーを持参するとともに、スピーチで「家族を失い、家を失い、生活基盤の多くを失った被災者。応援していると、海老名からも示しましょう」「被災者は人間しての尊厳が守られるべきです」などと力を込めて呼びかけました。

通りかかった秦野市のバスケット部という中学生10数人はほとんどが募金。横浜市の大学一年生も「平穏な生活を取り戻して欲しい」と募金に応じました。一度通り過ぎてから戻ってきた40代の女性は1万円を託しました。

 参加者からは、とりわけ小中学生や若い世代がすすんで募金し、「がんばってください」と激励を寄せたことに、「涙がでた」「希望を感じた」などの感想が語られました。

 写真 能登地震救援募金に応じる中学生=1月13日、神奈川県海老名市

2024年1月8日月曜日

夏ミカン 

   ラジオ体操の帰り、仲間のMさんが自宅庭の夏ミカンを、「持っていって」と勧めてくれました。ありがたく、木から大きな一個=写真=をもいで、いただいてきました。

 そのMさん。「妻の認知症が進行し、一人にしておくと外出してしまうので、ラジオ体操はしばらくお休み」。たいへんな様子です。

 夏ミカンを前に、能登半島地震の被災者は果物を食べられているのかと、考えをめぐらせます。

 7日午後2時現在、石川県では避難所に身を寄せる人は2万8821人。依然として断水や停電、食料不足が続き、凍てつく体育館で夜を明かす被災者が少なくありません。

 13日(土)、私たちの「生かそう憲法」駅前スタンディングでも救援募金を呼びかけます。

2024年1月1日月曜日

「そうそう」

  


    先日、テレビで、パレスチナ自治区ガザの子どもが悲痛な表情で訴えていました。

「ごはんをお腹いっぱい食べたい。いつも少ししか食べられないから」

 ちょうど夕食中の私は箸を止めざるを得ませんでした。

年が明け、けさもラジオ体操に参加。青空のもと、新年を祝う挨拶を交わしましたが、その中で、「こうしてラジオ体操が出来るのも、平和だからですね」と話しました。

「そうそう」

Oさんのあいづちが心強く感じられました。

写真=近所の神社の「茅の輪(ちのわ)」。8の字にくぐると心身が清められると、氏子が説明していました=1月1日