「あの人、議員になって長いな」
「父親も議員だったよな」
「私、あの人、どうしても感じが良くないわ」
親しい間柄なのか、率直な話が続いていました。
体操が終わると、よく話を交わすKさんが「これから投票だよ」。近くのコミセンが投票所だといいます。
お昼前、外出すると、近くの小学校の投票所に向かう若い夫婦らの姿がありました。
いま、政治を身近に感じる人はかつてなく増えているはずです。
新型コロナでは多くの人がついこの前まで不安の毎日でした。感染しても病院にかかれず、「自宅療養」の名で放置されたのですから。この40年来、感染症の入院ベッドは半分にされていました。政治の責任が厳しく問われます。
「自助」の名のもとに、格差と貧困もぐーんと広がっています。昨日のTBS「報道特集」では、2日間、何も食べていないという青年が紹介されました。自宅の冷蔵庫はカラッポでした。若い力が生かされない世の中なんて将来があるのかと、義憤に駆られます。
日本国憲法の基本理念は「国民が主人公」です。主人公の声をいまこそ響かせるときです。そうすることで、政治も必ず変わります。